2009年9月2日(水)
夏の剪定も終わりホッとするのもつかの間、またまた面倒くさい定期散布が始ります。 秋バラは元肥と剪定次第とはいうものの、やはり薬剤散布は欠かせません。 しっかりとした管理の下で始めて満足な花になります。
面倒な方は是非連絡を・・・。
●ツルバラの剪定と誘引の予約承っております。 早めにご予約を・・・。
●薬剤散布も承ります。
季節館ローズケアーサービス
0178-27-0987 内線11田中まで
2009年9月1日(火)
季節館にはバラのご相談に来られる方が大変多く、中でも特に多いのはツルバラのご相談です。 これから植えたいと思っている方や、植えてから三年位の方や、植えっ放なしで手が付けられなくなってしまった方など様々です。
これから植えたいという方にはもちろん苗の選び方から植付、管理までお伝えできますが、もうすでに植えてしまっている方の場合、ツルバラの種類や性質を見極めず、花の美しさだけで選んで失敗している例が多々ありました。
カタログをご覧になりますと、必ず色・香り・花弁数・樹高等の他どんな仕立て方に向いているかも標記してあります。 失敗の多くは樹高を無視した為と、きゃしゃな器材に誘引して強風の度に傾いたり倒れたりする事です。
ツルバラは樹高が8メートルにも達するものもあり、当然シュートもかなり太くなります。 太くなったシュートは、小さなアーチやオベリスクには誘引できませんので、それなりの仕立て方をしなければなりません。
また、大切なシュートを邪魔になるからと切ってしまう方も多いようです。 シュートは来年の大切な花枝になるので切らずに支柱を立てて上へ上へと、なるべく長く伸ばしておく必要があります。 長く伸びたシュートを秋遅くにアーチやオベリスクに巻きつけますので、それらに見合う長さが必要になります。
更には古くなった枝を根本から切り落とし今年出たシュートと交替します。 これらの仕事を毎年繰り返します。
次号につづく