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　１１月中旬ともなりますと、そろそろバラたちも葉を落として眠りに入る準備にかかります。　そして徐々に寒さを増し気温が８℃を超えなくなると「おやすみなさい」となるわけですが、ツルバラはなかなかしぶとく、葉をいっこうに落としてくれません。

そこで、早く眠りなさいとばかりに人の手で葉を落としてあげなければなりません。　

皮手袋をはき(はめて)縛ってある枝を全部はずし、必要のない古い枝をある程度切り落としてから一本一本の枝の葉をそぎ取るようにはずして行きます。　
　　　　　　　　　　　　　　　　　
その後、もう一度使える枝と使えない枝を見極めて切ってしまいます。　そして今度
は本線から出た枝(今年咲いた花枝)を二芽残して全て剪定して下さい。　

さらに二芽剪定した枝と今年伸ばしておいたシュートをそれぞれのアーチやオベリスクやフェンスに誘引して下さい。

これで来年の春までは、なにもしなくて大丈夫ですが、元肥を忘れないようしっかり与えて下さい。　

次号につづく

●今月は１年で一番バラが美しく咲く月です。　
また、寒さに向かって行く為に花持ちがとてもよく、春とは違って色も一段と濃く感じられるのもこの月です。　そして、何となく寂しさも・・・。
●来年の為の準備もそろそろ始めませんか？
剪定の予約承り中です。　ＨＴ・ＦＬはもちろん、皆さんが苦手にしているツルバラも、バッチリですよ。
　冬囲いもお忘れなく・・・。　ご予約はお早めに。

●薬剤散布も承ります。