2006年8月19日(土)
今朝も、いつもどおりの出勤である。
相変わらず代わり映えのしない1日がまた始まろうとしている。
・・・・・・・・る。
・・・・・・・・・る。
・・・・・・・・・す。
私には過去がある。
・・・・・・だ。
と、平凡なサラリーマンの小説を書いてみた。
母ちゃんに、感想を・・・
「私には過去がある。っつうのは、誰さだって過去あるべな。 過去がねえのは生まれだばりの赤坊くらいしたもんだべ」
ガクッ、
まだまだ未熟であった。
「あんだ9ヶ月で生まれたづっきゃ、あと1ヶ月遅く生まれでくればもう少しまともな小説書けだごったよ」
9ヶ月・・・未熟・・・
どうも引っかかる。
2006年8月11日(金)
たらの様子が三日程前からどうもおかしい。
今まで一度もお漏らしなどしたことが無かったが、三日続けてしてしまった。
しかも、私の部屋のど真ん中・・・。
食事もほとんど取らず、ひたすら水を飲みたがる。
やはり病院へつれていったほうがいい。
すたこらさっさと病院へと走る。
「いつからですか?」
「ここ三日ほどまえからです。」
「発情がきたのはいつ頃ですか?」
「ハイ、毎日です。」
「お父さんのこと聞いているのではありません、たらちゃんのことです!」
ちょっと冗談が過ぎたようだ。
「先月の28日からでした。」
かかあが横にいて 「あんだ、よくそたらのばぁーりおぼえで・・・」
と、また始った。
それはともかく、検査の結果 [子宮内蓄膿症] と診断されすぐにでも手術をしなければ、とのことである。
[子宮内蓄膿症〕 脳ちくしょうとは違い、緊急を要するらしいのである。
その手術がきのう行われた。
お腹を20cm以上も切られ、長さが50cmもあるたらの子宮の摘出である。
しかし、その日のうちに退院しても良いとのことで、母ちゃんと二人して 「いゃー、入院費かからなくてよかったね」 とたらのことよりもそちらの方が気になる二人である。
ふと、展示場に来る子供たちのことを思い出してしまった。
「たらちゃんの赤ちゃん生まれたらちょうだいね」
「わかったよ、生まれたら必ず連絡するから・・・」 と何十人と約束をしていたことか。
しょうがないなと思う。
その子供たちには、たらこでも送っておくとしよう。
「あんだっ、そったら冗談ばりしてる場合だがっー」 とかかあがPCの後ろから叫ぶ。
そうなんです。
最近、アップしていないものだから、後ろに監視がつくように・・・・・。
「ごごご、ごめんなさい、ままま、まじめにちゃんとやるから」
2006年8月4日(金)
7月30日曇り、事務所のストーブに火をくべた。
ホールもとても寒くてこちらもストーブを焚かなければいられないほどである。
7月にはいり1週間もストーブを焚く日がつづくとは・・・。
しかし、8月2日の梅雨明けとともに連日30度を越す猛暑である。
県内の夏祭りのトップをきり八戸三社大祭が始ったのが先月31日、まだ寒い日がつづいていたから、本当にようやく夏が来たと実感しているわけである。
青森県内は夏祭り一色であるが、この祭りが終わるとすぐに秋を感じる肌寒い風が吹き始める。
北国の夏は本当にあっという間に通り過ぎてしまう・・・。
話はまったく違うが、どうしてこんなに毎日忙しいのやら、PCのある自分の部屋には、ほとんどいることが出来ない。
朝のメールチェックのみで返事を返せるほど余裕が無い。
皆様、大変申し訳ございません。
メールもスカイプも現在ほとんど機能しておりません。
いつからですか?
はい、きのうからです。
この暑さで、たわしの頭もほとんど機能しておりません。
いつからですか?
はい、きのうからです。
だめだ、こりゃ。
2006年8月3日(木)
「ちょっと、あんだ、最近独り言かいてないんだって? お客さんが喋ってらったよ」
「いや、別に、たまに書いてるよ」
「いずから書いでながったの?」
「たしか7月3日だったべが・・・」
「それだもの・・・・まいにぢ、まいにぢバラばーり眺めで魂が抜げでしまってらんでねーの? あんだ、体くせーよ!」
「いや、なんも臭くねぇーじゃ!」
「臭ぐねぇ訳ながべ、魚粉だのべごのく○だの、鳥の○そだの素手でこねでるんだもの、彼女来たらどやすの?」
「いや、彼女だのっている訳ながべな・・・」 やばい・・・ばれたか?
「あんだのバラを見る目は始めてオラど逢った時どおんなじだ」
「なーに喋るっけ、あっぱ」 ※翻訳・・・あっぱとは母ちゃんのことを言う
と、まあ、こんな会話があった。
バラとは恐ろしい物だ。
人をこれほど虜にしてしまうとは・・・
まるで恋多き頃の10代の自分を思い出す。
そういえば○○ちゃんどうしてるのかなぁー。
北海道の○○ちゃん、結婚したって聞いたけど・・・あぁそっかぁ、でも30年も前の話だよなぁ。
同期会でもあったら行ってみようかなぁ・・・。
ふと、天の声が聞こえた。
『目の前にある現実を直視せよ』
ふと、我に帰る。
「ぎゃーっ!かがっ、いずから後ろさ立ってらったけ!」