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淳のひとり言 バックナッバー

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感動

2006年9月29日(金)

 前回の独り言で毒菜の話をしたが、どのように感じてくれたのだろうか。
実際にスーパーなどで買うときは注意していても、どこでそんなものを食べさせられているか分らないのも現状である。 レトルト食品・冷凍食品・街の食堂或いはレストラン・居酒屋、どこでどんな食材を使っているかわかりゃしない。 レストラン等では牛肉等の産地は明記してあるものの野菜にいたっては、私は見たことがない。
 どうか、せめて私達がよく利用させていただくお店では野菜の産地も明確にしてもらいたいものだ。

 かかあが、「いやー、ちょっとあんだ、感動した」 「誰を・・・息子がぁ」 「何しゃべってるの、ヤクルトレディのごど・・・」 「ああ、あのヤクルトおばさんが」 「おばさんでないの、今はレディなの!」 私にとってはどちらでもよいが、かかあはヤクルトレディから毎朝、野菜ジュースを買って飲んでいる。 
そこで、毒菜の話を聞いてから、かかあも心配になったのだろう。
「この野菜ジュースの野菜の産地はどこだべ?」 となったらしい。
そこでそのヤクルトおばさん 「分りません、明日調べてきます」 と、その翌日、きのうである。
早速、調べてかかあに報告したとのこと。
メモが届いた。
そのメモを見て感動したと言う。
おそらくメーカーの成分表か何かをコピーでもして持ってくるのだろうと、思ったらしいが、実際はちがっていた。
自分で本社に問い合せたのかどうかは分らないが、本人の努力のあとが伺えるメモである。
それに感動しますますヤクルトファンになったとさ・・・。     どっとはらい

「ちょっとあんだぁ、阪神8連勝だずよ、もしかするがもね・・・」
「おめぇ、ヤクルトファンでながっのがぁーっ」

毒菜

2006年9月20日(水)

 きのうのニュースで吉野家の牛丼が○年○ヶ月ぶりで販売されたと報じた。
この事がどれ程の宣伝効果があったかは別として、要するにアメリカ産牛肉のBSE問題が、ある程度の解決をみたからであろうが、まだまだその安全性に疑問を持つ者も少なくない。
 これほどまでに日本国民に指示され、更には世界の吉野家とまで言われている程になったこの吉野家の牛丼であるが、実は私は今まで一度しか食したことが無い。
一度、食してこりたのである。
美味い美味くないは別として、体が受け付けなかった。
これ以上書くと問題が生じかねないのでやめておくが、別に牛アレルギーと言うわけではない。
 しかし、これほどまでに牛肉のBSE問題に神経質になりながら、我々が毎日食べている野菜についてはどうなのだろう。
 私くらいの年になればさほど肉は食べなくても済むが、野菜は毎日食べ続けなければならない食材であるにも係わらず、輸入野菜については、まったくの野放し状態というのが現実のようだ。
 私は仕事でしょっちゅう中国に行っている事はこの独り言にも書いてあるので、既にお解かりのかたも多かろう。
 平成五年に初めて山東省を訪ねて以来もう十数年になるが、その当時輸出業者(国営)のストックヤードに案内されたとき見事なまでのにんにくを見せられた事がある。
正直感動した。
野菜は専門ではないが、中国でこれほどまでの大玉で粒もそろい、おそらく味も良いのであろうこのにんにく、中国の農業技術もここまで来たのかと錯覚してしまった。
しいたけも見せられた。
これも、感想はにんにく同様であった。

 しかし私は、当時から輸入野菜はほとんど口にすることはなかった。
その理由は、日本の農家を守る為といえば格好よく聞こえるが、実際のところまったくその通りである。
日本人が日本人の為に作っている野菜を買わずして、将来の日本農業はどうなってしまうのだろうといったところだが、やはり食の安全と言うことを重視していたからである。
 最近になってようやく輸入野菜、特に中国野菜の農薬の残留濃度が異常に高く輸入停止になるものまで出てきたではないか。
ある書物で読ませていただいたが、日本の農家への農薬使用の基準は非常に厳しく逆に輸入野菜については非常に甘い基準が設けられているとのことである。
 また、上海や香港の人々はそういった自国の野菜のことを毒菜と呼び、決して口にすることが無いというではないか。
 この毒野菜は中国内陸部で毒浸け栽培され、そのほとんどが輸出向けだという。
姿・形だけにとらわれ、みてくれだけで良し悪しを判断する日本人消費者。
何となく悲しく感じる今日このごろである・・・。

 中国は、ご存知のように中国共産党による一党独裁政権である。
毒菜だけは、やめてくれ!と言いたい。

ただいま

2006年9月18日(月)

 「皆様、1週間のご無沙汰でした。 私、司会の玉おっきい宏です。」
とは、あの民放お化け番組、ロッテ歌のアルバムでの玉置宏さんの名ぜりふをもじって、子供のころによく使った一つのしゃやれのようなものである。

 今でも、たまに使って使っているが、若い子の前では決して通じない。

 私も、本当に1週間のご無沙汰であった。
実は、また上海に出張していたのである。
もちろん仕事での出張であるから、決してナイトクラブなどには行っていない。

 よね、小池さん・・・。 「もちろん、もちろん、行ってない、行ってない」 
《※小池さんとは、上海トムソーヤの社長で、私がトムソーヤジャパンの社長》

 出張内容については、まだ申し述べられないが新規事業用製品の検品と工場視察といったところでやめておこう。

 さて、一週間振りの日本、まずは寿司をたらふく食った。
実にうまいのなんの。
普段ならば寿司屋の親父にも一言文句を言うくらいの食通であったはずなのに、この日ばかりは無言でかぶりついたという表現がもっともふさわしい。
疲れはてて東京町に一泊して翌日、さぁー朝一の新幹線に乗って帰るぞーっと東京駅へと・・・。
空席状況の掲示板をのぞくと全て×××、それでも窓口で 「八戸まで一番早いやつで・・・」 「一番早いやつですと、立ち席になりますが?」 「えっ、グリーンもダメですか?」 「午前中の出発は全て満席です。」
とほほ、とあきらめつつ、それでもハヤテの一番列車に飛び込んだが、結構席が空いているではないか。
ところが、ところが上野からどっーと人が乗り込んできた。
この時点で、デッキは満杯状態で立っている人の目線は、キャンセルの出る、或いは乗り遅れた人の空き席に狙いを定めている。
私も、三席に狙いを定めた。
大宮で何人乗り込んでくるかが勝負の分かれ目である。

 しめた、まだ空いている。
要領のよい私は大宮をでた瞬間、さーっとは、決して席につかない。
ここである、座れるか座れないかの分かれ目は・・・。
まず、自分の立ち席の切符を胸ポケットからおもむろに出し、いかにも席を探しているようなそぶりで、その席に向かう。
そして、空き席についたら座席の番号と切符を今一度見て(確認する振り)一度首を縦に振る。
そうすることで、他の人を出し抜くことが出来るというわけである。
決して急いではいけない。
何も悪いことはしていない。
他の人が黙って退いてくれただけであるから・・・。
これで、仙台まで指定席を(他人の)確保できたというわけである。
その後も運よく八戸まで座ってきたが、なんとも言えぬ心地よさであった。
へへへへ。

 八戸に到着して、私はすざましい光景を目にした。
いわゆる、我々がずぅーと苦虫をかまされてきた、あの盛岡ダッシュと同じ光景である。
接続の特急列車の自由席を確保するために、さっきまで杖をついていた爺さんまでもが杖をもって走り出しているではないか。

 ふと思った。
八戸以北には、新幹線を通さず、ここでダッシュすることにより老人の健康が保たれるのであれば、これほど良い事はないのではないかと・・・。
健康つくりのまち、八戸と全国に・・・。

 また、怒られそうだから、この辺でやめておこう。

追伸、
 新幹線ハヤテが開通しても、盛岡駅で降りて4番線を目指しダッシュした人がいます。
習慣とは恐ろしい物。
僕、一度やりました。

珍客

2006年9月8日(金)

 今朝、いつもどおり夜明けと共に出勤した。
いつものように、展示場のホールの鍵をあけFMラジオを若干控えめにかけ、音楽を聴きながらコーヒーを飲む。

 今日はシャワーのような雨が降っている。
これで花壇の水やりはしなくて済むなと独り言をブツブツ・・・。
一通り場内を見回すが何も変わった様子もなくいつもの朝の風景である。
おかわりのコーヒーをもう一杯 ・・・ 2杯も飲んでいるとトイレにも行きたくなる。
展示場には立派なトイレを今春建てたばかりだ。
傘をさしすたこらサッサと駆け込む、そして用をたしながらまた独り言を喋り始める 「急ぐとも、そっと手を添え、外に漏らすな松茸の露・・・が」 「松茸?うぅー、なめこ? まぁ、どっちでもいいや」 と思いながら用をすませる。
そして、なにげに便器の脇のほうに目をやると、何か黒い物体を見つけた。
まさか、こんな所に落し物をするはずはないが、一応不特定多数の方々が利用する場所柄、とあきれながら、トイレットペーパーを何十にもたたみ上から覆いかぶせようと、手を近づけた瞬間、ぴょんと飛びはねた。

ぎゃーっ、○○こが動いた・・・。
また、トイレットペーパーを片手に持ちながら動いた物体を追ってみた。

 実は○○こではなく、カエルがトイレに潜んでいたのである。
どうやって入り込んだかは分らないが、雨宿りでもしていたのであろう。

トイレに飛んだ、ちん客とは・・・なんともはや

でも、結構大きかったなぁ。

NHK文化教室・素敵なガーデンめぐり

2006年9月2日(土)

 以前にもこの独り言に書いたが、私とかあちゃんとで講師を務めたNHK文化教室の素敵なガーデンめぐりの講座が、きのう最終日を迎え無事終了した。
この講座は本年7月から9月までの3ヶ月間。
 八戸市内及び近郊の素敵なガーデンを1日5ヶ所から7ヶ所程度見てまわるバスツアーである。 老若男女問わず募集したわけであるが、やはり平日の昼間と言うのはご主人方にはちょっと無理があるようで、今回は素敵なおば様 (おは取らないで下さい。おこられます。) ばかりが24名、申込1週間程で定員に達したという人気講座になってしまった。 
しかし、この時期は、お庭にとって、もっとも過酷な時期といえる。
梅雨時のじめじめしたお庭は病気も発生しやすく、なかなか管理が行き届かないと言うのが実際のところである。
さらに、梅雨明けと同時に猛暑がつづいた。
ちょっと管理を怠れば大変なことになってしまう。

 しかし、今回のツアーでお伺いした20数箇所のお庭は、どこをとっても素晴らしく、また日々の手入れを怠らない、正に洗練され熟成されたお庭を拝見させていただくことができた。
 一番管理の難しい時期であったからこそ、本当の庭造りというものが拝見できたのではなかろうか。
とかく、草花が咲き乱れている時期は、そちらの方に目を奪われてしまい、真のお庭造りを拝見させていただくという点では逆に今の時期で良かったと思うしだいでもある。

 また、来年も是非企画して欲しいとの要望が多数あり、次回は3ヶ月の区切りにはこだわらずお花一杯の時期から、紅葉していく時期まで一通りめぐる予定である。

 さらには、是非本場のイングリッシュガーデンを巡りたいという強い要望もあり、来年5月、5泊7日の日程でイギリスツアーを組むことにした。
現在10名程参加を希望されている。
 このツアーは、今回特別にイギリス人ガーデナー、スチュアート・アクステル氏と秋元ふみ子さんがプロデュースしてくださり普段の観光では、決して見ることの出来ないプライベートガーデンの見学もできるという。
 正式な募集はこれから始るが、今講座参加の有無にかかわらず誰でも参加できる企画になっているので、是非にという方は、それこそ是非参加していただきたい。

 正式な日程が決まり次第当社ホームページにも募集要項を掲載することになっているので、お見逃しなく・・・。

 「素敵なガーデンめぐり」 今回快くお庭を拝見させて下さいました皆様には本当に心から感謝申し上げます。
また、突然、当日になってお願いしご無理を申し上げましたO様、本当にありがとうございました。
 また、参加者の皆様、3ヶ月という短い期間ではありましたが、大変お疲れ様でした。
来年もまた、お目にかかれることと思います。
是非、ご参加下さいね。

 あっ、忘れていました。
来年もじゃなくて、来月もでしたね。

 来月は、皆様の強いご要望にお答えしての、アンコールツアーが企画されました。
次回はローズガーデンめぐりです。
秋のバラは色が濃く春とは違った美しさを満喫できることでしょう。

 それにしても、おば様(必ずおをつけて下さい。しかられます。)パワーはスゴイ。

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